【症例(1):N中学校2年生 サッカー部/Sくん】
〈初診日〉
平成20年12月13日
〈主訴〉
左足関節捻挫
1週間前、ボールの上に足が乗り内反捻挫をした。
左足外果(外くるぶし)辺りに痛みがある。
足を動かす事は出来るが、踵(かかと)をついたりすると痛い。
自発痛(じっとしていてズキズキする)なし。
松葉杖をついていないと歩けない。初めて捻挫した。
レントゲンでは骨折はないが、軟骨を激しく痛めている可能性がある為、骨折同様の腫れ・痛みが出ているとのこと。
〈治療経過〉
〈1回目〉
痛みがだいぶ軽くなった。歩くとまだ痛い。
〈2回目〉
松葉杖を使わなくても良くなってきたが、学校ではまだ使っている。
全体的にだいぶ良い。
〈4回目〉
松葉杖を返却した。レントゲンでは異常なかった。
歩く時の痛みはだいぶ減ったが、階段を下りる時が痛い。
〈5回目〉
歩く時・階段を下りる時の痛みは、左足が地面から離れる時に痛みが出そうでかばっている。
実際に痛みはそんなにないが怖い。
〈7回目〉
治療開始から約1週間、日常生活に支障はなく、普通に歩けるようになった。
階段を下りる時に少し痛みがあるくらい。
〈12回目〉
調子はだいぶ良い。100%の力でボールを蹴るのがまだ怖い。