味覚脱失の症例

●症例(1) 20代女性 Mさん

〈初診日〉平成20年1月30日
〈主訴〉舌前3分の2の味覚がない

1月4日、朝起きたわ味覚が分からなかった。舌後3分の1も甘味が1番感じづらい。
舌前3分の2はどの味も全く分からない。
病院では原因が分からなかった。亜鉛薬、ビタミンB12剤を飲んでいるが変化なし。
・随伴症状:首のこり(慢性痛で、痛い時は毎回薬を飲む)、手足の冷え
下腹部が張ってぼっこり膨らむ
→味覚が無くなる前からあり、病院では「腸閉塞」と言われた。薬を飲んで少し落ち着いている。

〈治療経過〉
〈1回目〉
治療後、舌の先はまだ分からなかったが、真ん中辺りはかなり味を感じる事が出来た。
走ると左膝が痛い。

〈2回目〉
少しずつ味を感じる範囲が広がっている。今は舌後半分くらい感じる事が出来る。
1日だけすごく味を感じる事が出来たがそれ以降はそういった事はなかった。
甘味以外は結構味が分かりやすい。お腹も以前の様には張らなくなった。
膝は良くなった。

〈3回目〉
治療後、味覚が完全に治ったとお電話を頂いた。

●症例(2) 70代女性 Tさん

〈初診日〉平成22年13月12日
〈主訴〉味・においが分からない

2年ほど前に歯槽膿漏の手術をし、その後から分からなくなった。
右上歯半分、下歯全部、左上歯半分の歯ぐきを潤に治療していった。それまで出血していたのが止まったが、手術後に
味とにおいが分からなくなった。
以前からすると少しわかるようになったが、まだ鈍い。

〈治療経過〉
〈1回目〉
治療後、少し感じが良かった。胃の調子が悪い。

〈2回目〉
治療後、便通が良くなった。

〈3回目〉
体調は悪くない。
胃は調子が良くなって、もたれなくなった。においは分からないが、味は少しずつ良くなってきている。

〈5回目〉
味はだんだん良くなっている。料理の味見は少し分かりにくい。
においが少し分かってきた。

〈7回目〉
においは、本調子ではないがだいぶ良くなってきている感じ。